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「就活に英語はいるのか?」論争がいつの時代でも議論されています。
22卒として就活を終えて思ったことですが、就活に関しては英語はいらない!ということ。
就活に関しては、です。
とはいえ、ここでいう「英語」の意味もしっかり定めていかないと捉え方が異なってしまいます。
そこで今回は、この記事で就活に英語がいるのか問題の解決を図っていきます!
余計な悩みに終止符を!
そもそも就活における英語力とは?
まずは、就活における英語力を定義しなければいけません。
結論から言うと、以下の4つの観点にあります。
・留学経験
・WEBテストの結果
・面接での受け答え
資格
まず、英語の資格について。
就活においては、エントリーシート(通称ES)と呼ばれる履歴書のような書類に「資格欄」が設けられていることが多いです。
その欄に書く資格の内容、という点に就活における英語力があるかどうかが測られます。
例えば、英検・TOEIC・TOEFLなど世の中にはありとあらゆる英語の資格がありますよね?
いかにこの資格において、高いスコアを出すか、この点に注目している企業が多々あります。
留学経験
学生時代に留学をしたかどうかにおいて、英語力を測る企業もあります。
就活においては、学生時代の経験に関する質問が多いためその一つとなる場合です。
基本的には「半年以上の長期留学を経験したことがある人=英語力がある」という認識をされます。
もちろん、これは就活における英語力にすぎません。
留学経験がなくても英語力がある方はたくさんいらっしゃるので、あくまで就活における指標の一つに過ぎないということをご認識ください!
WEBテストの結果
就活における英語力の指標として、WEBテストの結果も想像しやすいことでしょう。
中には、英語がWEBテストにあるの!?と驚いている方もいらっしゃると思います。
特に「玉手箱」と呼ばれる日本エス・エイチ・エル(SHL)社が販売している、総合職適正テストで使われることが多いです。
就活を始めている方の中には、名前を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?
実はこの、玉手箱と呼ばれるWEBテストは王道中の王道なので覚えておくと良いですよ!
基本的な対策は、参考書を一冊するだけで大丈夫です。
英語に関しては、読解など大学入学共通テストに似たような形式の問題が出題されます。
激ムズ問題はないので、普通に大学レベルの英語力があれば太刀打ちできる内容です。
面接での受け答え
英語力を測る指標として、面接での受け答えも含まれます。
特に外資系企業や、海外をビジネスのフィールドにしている企業では取り入れられることが多いです。
資格やWEBテストのような不透明な英語力を測るものより、よっぽど実践的といえるでしょう。
急に英語に変わったり、初めから突然英語で話しかけられたりとパターンは豊富です。
そのため、即戦力として真の英語力を求めている企業で行われることが多いです。
「就活に英語はいらない!」の真相
巷では「就活に英語はいらない!」という意見をちらほら見かけます。
ついに今回、その真相を明かしていきますね。
その真相は…「確かにいらないが、例外はある」です!
むむむっと思ったそこのあなた。
そうです、だから長年この論争が続くのです!
では、「確かにいらないが、例外はある」この言葉について深堀していきましょう。
基本的に就活に英語はいらない
私の体験談も踏まえて、基本的に就活で英語力を問われる場面はありませんでした。
実際、周りの友人の話を伺ってもそうです。
正直、大学時代全く英語を勉強してこなかった友人(英語力中学一年生レベル)でも誰もが知る大企業に内定していました。
そのため、就活に英語はいらないという意見は理解できます。
ただ、中には海外の企業に飛び込む人、外資系のコンサル、海外駐在の可能性が高い企業を受けていた就活生は英語力が問われていたといいます。
そのような企業では、英語での面接試験があったりしたそうです。
とはいえ、日本もグローバル化が長年謳われている背景があるので、WEBテストという形で評価する企業は複数ありました。
なので、就活における英語力は「確かにいらないが、例外はある」という表現になるのです。
就活中に英語を勉強し始めるのは好ましくない
では、就活中に英語を勉強し始めよう!と思う方も一定数いらっしゃると思います。
英語を勉強することは大変素晴らしいことですが、就活のために始めるのであれば思いとどまることをお勧めします!
なぜかというと、就活と並行して行うには荷が重すぎるからです。
英語力は一朝一夕では伸びません。
ただでさえ、大変な就活を行っている時期に英語の勉強に時間を取られてしまったらもったいないですよね。
英語は就活が終わった後にいくらでも勉強できるので、今しかできない就活に本腰を入れることをお勧めします!
就活時に英語力がいらない業界一覧
では、一般的に就活において英語力がいらないとされる業界はどこなのでしょうか?
今回は、代表的な6つの業界をご紹介します!
建設業界
建設業界は、現状日本国内を中心にビジネスを展開しています。
そのため、基本的には英語力が求められないと言って良いです。
業界再編の動向によると、
- 1位 中国建築 1.85%
- 2位 中国中鉄 1.16%
- 3位 中国鉄建 1.08%
- 4位 中国交通建設 0.74%
- 5位 ACSグループ 0.33%
- 6位 ブイグ 0.25%
- 7位 バンシ 0.22%
- 8位 ベクテル 0.17%
- 9位 エファージュ 0.15%
- 10位 鹿島建設 0.14%
2020年時点で中国が世界シェアの大部分を占めています。
日本は10位と比較的低いですが、今後は世界展開を企んでいることがこのランキングからも推測できます。
そのため、就活の段階では英語力はいらないが将来的には必要になる!と言えますね。
金融業界
金融業界は主に、銀行や証券、保険などの金融を主に扱う業界のことを指しています。
基本的にこのような業態の会社は、日本の顧客を中心にビジネスを展開していることが多い印象です。
特に少子高齢化が進んでいる背景もあり、高齢者をターゲットにしたビジネスが数多く展開されています。
そのため、金融業界の就活において英語力を求める会社は少ないです!
もちろん、外資系の金融業界は別ですが…。
とはいえ、海外の市場に目をつけてビジネスを行なっている会社が増えていることも事実です。
例えば、三菱UFJ銀行の海外ネットワークを見てみるとほぼ全世界に支店が展開されていることがわかります。
そのため、こちらも就活の段階では英語力はいらないが将来的には必要になる!と言えますね。
エンタメ業界
今や世界のエンタメの中心は、日本ではなく韓国になっていると言っても過言ではありません。
私自身もK-POPを食わず嫌いしていたのですが、先日BLACKPINKのドキュメンタリーをネットフリックスで視聴しこの考えが変わりました。
彼女らの努力はもちろん、韓国語の歌を世界中の人が歌っている現実の凄さを目の当たりにしました。
実際、海外でもK-POPを好きか嫌いかは別として、ほとんどの人が知っている印象です。
少なくとも私が出会った海外の人はそうでした。
しかし、日本のアーティストは嵐ですら知っている人が少ないのに驚いたのを覚えています。
話が脱線しましたが、現状日本のエンタメ企業の就活においては英語は必要ありません。
しかし、ビジネスの幅を広げることを考えると英語はもちろん、韓国語など別の言語を使えるようにして損はないです!
鉄道業界
鉄道業界は、すでに市場が寡占状態と言えます。
また、国や地域ごとに行政が鉄道を管理していることもあるので海外展開は難しい業界です。
そのため、国内視点で物事を考えることが多い業界とも言えます。
いかに運行ミスを減らすか、乗客を増やすかなどのビジネスを行なっているので現状では就活時に英語力はいらないです!
高速道路業界
高速道路業界があることに驚いた方もいるはず。
そうです、世の中はビジネスで成り立っているのであらゆる事象には企業やお金が絡んでいます。
例えば、NEXCO東日本などの会社もその一つです。
このような業界も鉄道と同様、日本をフィールドに展開しています。
逆に、海外に日本の会社の高速道路があると変ですしね笑
そのため、高速道路業界も就活時に英語力はいらないです!
IT業界
IT業界の最先端の地といえばどこをイメージしますか?
そうです、シリコンバレーです。
日本にも渋谷や五反田などにITベンチャーが乱立している話はよく聞くと思いますが、世界的に見ても現在の最先端はアメリカとされています。
GAFAと呼ばれる企業群も全てアメリカですもんね!
もちろん、これからインドなどが対立してどうなるかはわかりませんが、少なくとも日本がトップの座につくのはかなり先のことだと個人的には思います。
とはいえ、現状のIT企業の就活においては英語力は必須ではありません。
しかし、企業や個人の成長を鑑みると英語力はつけておいて損はないです!
就活後を見据えて英語は勉強しておこう!
結論、英語は勉強して損はない!
先ほど、英語力がいらないとされる業界をご紹介しました。
そのような業界でも、ほとんどが世界の市場を見据えていたり海外に最先端の技術があったりと海外進出の可能性が秘められていることが分かったと思います。
個人的な話ですが、ドイツに留学をした際にドイツ人の学生の英語力の高さに圧倒されました。
彼らに話を聞くと、「ドイツの大学生は英語を話せるのは当たり前のこと」と言っていました。
少なくとも、海外の技術やノウハウを学ぼうと思ったら日本語ではなく英語でのコミュニケーションは必須です。
もし、あなたが個人としても会社の中でも優秀とされる人材になりたいのであれば、英語を勉強するに越したことはないと思います。
まとめ
いかがでしたか?
中には、耳が痛くなった方もいらっしゃるのではないでしょうか?
安心してください、英語はあくまでコミュニケーションのツールです。
大学に入学されている皆さんであれば、文法知識は完璧だと思います。
あとは単語を入れて話しまくればすぐに上達するはずです!
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